1979年「吉原治良と具体のその後」
特別展「吉原治良と具体のその後」
1979年1月5日~28日
兵庫県立近代美術館


吉原治良と具体のその後1979年兵庫県立近代美術館


「グタイと私」   小野田實

具体との最初の出会いは、大阪の産経会館での「舞台を使用する具体美術」を見たことだった。当時、大阪市立美術研究所へ姫路から通っていた修業時代の20歳になって間もない時である。中学時代に画家を志し、ゴッホの伝記や手紙に最も大きな影響を受けて出発し、まだ徹底的にアカデミックな勉強をしていた時期で、今から思えば産経会館へ足を運べたのが不思議なくらいである。次々と展開される作品に好奇心と興味のかたまりで、「オモロイことやるなあ・・・・」と眼をこらして見ているうちに、元永定正氏の煙の作品でいぶし出され、やたらに長いプログラムを手に姫路へ帰ったことを今も生々しく思い出される。その時には、自分のやっている勉強や環境とはあまり異なりすぎて作品の上に直接つながらず、翌年団体展に身を置くことになったのですが、まもなく具象を捨て、新しい考え方で作品を造るようになり、後に、元永氏の誘いで具体の一員となったわけです。

[出品作品]

WORK78-RED111
WORK78-RED112
WORK78-RED113
WORK78-RED114

(以上、展覧会図録より)

【2007/03/08 13:20】 | 「具体」回顧展とGUTAI | page top↑
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