2004年「具体」回顧展(兵庫県立美術館)
戦後日本の復興期、
新しい美の創造にいどみ、
熱く燃えたグループがあった。
その名は「具体-GUTAI」。

具体回顧展ロゴ

具体回顧展会場(兵庫県立美術館)

copyright(c)Minoru Onoda Office All Rights reserved.
具体回顧展(兵庫県立美術館)

copyright(c)Minoru Onoda Office All Rights reserved.
写真撮影:アートビジョン/加藤成文
photographs by Shigehumi Kato/ART VISION


左から
「作品64-C」1964年
「作品64-V」1964年(兵庫県立美術館蔵)
「WORK68-P」1967年(兵庫県立美術館蔵)
「WORK67-O」1968年



あの熱い時代が目を醒ます!
結成50周年記念

「具体」回顧展
2004年1月24日~3月14日
兵庫県立美術館


●「具体-GUTAI」ってなんだい?
「具体美術協会(略称:具体)-GUTAI」とは、戦後まもない1954(昭和29)年、関西の抽象美術の先駆者・吉原治良と阪神在住の若い美術家たちで結成されたグループです。
グループ名の「具体-GUTAI」には、「われわれの精神が自由であるという証を具体的に提示したい」(機関誌『具体』創刊号より)という思いが込められています。
●「これまでにないものをつくれ!」
リーダーの吉原治良が掲げたグループのモットーはただひとつ、「これまでにないものをつくれ!」というものでした。吉原はまた、野外公園や舞台、空中を使った作品発表など奇想天外な企画を次々と打ち出し、実現させました。吉原の厳しい指導と、これまでの常識をくつがえす斬新な発表の場に刺激され、メンバーはさまざまな方法を駆使し、他に例のないユニークな作品を生み出しました。
●関西発、世界へ
こうした「具体」の活動や作品は、当初、国内よりも海外で注目を浴びました。なかでも、1957(昭和32)年に来日したフランス人の美術評論家ミシェル・タピエは、「具体-GUTAI」の活動を見て驚き、これこそが戦後という新しい時代の芸術運動だと絶賛して、世界中に紹介しました。こうして、「具体-GUTAI」は欧米でもっとも知られた戦後日本の美術グループになっていったのです。
●「具体-GUTAI」ワールドに、あなたも
「具体-GUTAI」は、新しいメンバーを加えつつ変化をくりかえしながら、1972(昭和47)年に吉原の死により解散しましたが、その18年間の活動には一貫して、何ものにもとらわれない自由な発想と、新しい美の創造に向けたたくましいチャレンジ精神があふれています。
今回の展覧会は、「具体-GUTAI」の結成50周年を記念し開催する大規模な回顧展です。さあ、あなたも〈美術〉の枠を超えた新しい美の世界、「具体-GUTAI」ワールドに飛び込み、戦後日本の熱い時代のエネルギーを身体中で感じてください。

●「具体-GUTAI」グループが遺した絵画、および絵画とも彫刻とも呼べない作品(再制作作品を含む)、映像、資料など約200点を一堂に展示!

●登場作家
今井祝雄、今中クミ子、上前智祐、浮田要三、大原紀美子、小野田 實、金山 明、菅野聖子、聴濤襄治、喜谷繁暉、木梨アイネ、坂本昌也、嶋本昭三、白髪一雄、白髪富士子、鷲見康夫、田井 智、高崎元尚、田中敦子、田中竜児、坪内晃幸、猶原通正、名坂千吉郎、名坂有子、堀尾昭子、堀尾貞治、前川 強、正延正俊、松谷武判、松田 豐、向井修二、村上三郎、元永定正、森内敬子、山崎つる子、吉田稔郎、ヨシダミノル、吉原治良、吉原通雄(以上、敬称略 50音順)

「具体」回顧展の公式ページ(兵庫県立美術館)
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0401/index.html


(以上、兵庫県立美術館の本展覧会の出版物等から引用)


【2007/03/08 22:00】 | 「具体」回顧展とGUTAI | page top↑
| ホーム |